潜在意識と感情

条件なしで幸せを感じることが、本当の幸せへの第一歩です。

幸せ感を続けられるようになると、ネガティブさは必ず減っていきます。

でも、気分が落ちるようなネガティブな出来事が起きなくなるわけではありません。

そんな時、チェックして欲しいのが潜在意識。

潜在意識というのは、いろんな定義があるけど、僕が思うのは、心の奥底に眠っている自分の価値観。

自分で意識できないから潜在意識なのだけど、それが現実の出来事に反応して、感情が出てきます。

その感情がネガティブなものだと、苦しくなります。

でも、その時にその感情は感じたくない、ダメな感情だ、と心に蓋をすると、また同じ状況になった時、その嫌な感情がまた出てきます。

これを無くすには、価値観を変える必要があります。

まずは、自分の中にネガティブな感情があることを認めること。

そして、感情を感じ切ります。

感じ切ったら手放します。もう、この感情は十分感じました、ありがとう、と。

そうすると、自分の価値観を冷静に見つめることができます。

良い悪いの判断基準がそこにあります。

その価値観、判断基準は自分のどんな経験から生まれたのか、思い出してみます。

思い出せなくても良いです。

その価値観は絶対的なものか、考えてみます。

絶対ということはない、同じように思わない人もいるとか、自分がダメと思っていることのメリットを考えてください。

ちょっと極端な例ですが、殺人は悪いことです。当たり前のこと。

でも、戦争になれば、褒められます。

これは条件が変われば、良い悪いの判断が変わるということ。

絶対悪いことに間違いない殺人という行為でさえ、条件が変われば良いことになってしまう。

ヒーローが悪役を殺すのはOKになってませんか?

だから、大抵のことは、条件が変われば、良いと悪いが逆転します。

物事の本質を見れるようになったら、良いも悪いもないのです。

僕は仕事ができない人が嫌いでしたが、そんな人がいるからこそ、自分が高く評価されるのです。

それが仕事ができない人が自分の周りにいることのメリットの一つです。

全てのことにメリットもデメリットもあります。

こうやって、考えていくと、現実に起きていることは、どっちでもいいことだとわかってきます。

そうすると、心が平安になっていきます。