機嫌

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機嫌とは、気分の良し悪しということですが、自分の機嫌は自分で取りましょう。

世の中を上手く渡っていくために、他人の機嫌を取るのに一所懸命になっている人が多いと思いますが、ストレスが溜まるだけです。

反対の立場(機嫌を取ってもらう)では、自分の気分を良くするために、他人を使うということです。

承認欲求とか、期待とか、誰かに自分の機嫌を取ってもらわないといけない状態です。

他人が自分の思うように動いてくれたら気分が良くなって、そうでなければ気分が悪くなる。

これは依存です。

自分の気分が他人の言動で左右されるということです。

誰かの機嫌が悪いとその周囲も悪い雰囲気になります。

これでは精神は安定しません。

自分の機嫌を自分で取るようになると、精神が安定します。

他人に期待することもなくなってきます。

他人が自分に対して何かをしてくれなかった場合、「じゃあ、自分でやるか」となります。

他人がやってくれるだろう、他人が上手くやってくれるだろう、やってくれて当たり前、とか思っていると、自分が期待した結果でなければ、必ず不満な状態になります。

期待していなかった時に、誰かが助けてくれたり、上手くやってくれると、感謝できます。

こうしなければいけない、こうするべきだ、という価値観が自分の中にあると、それを他人にも使い、あるべき結果を求めます。

でも、その思いが強いほど、期待した通りの結果にはなりません。そして、どんどん不機嫌になっていきます。

子供の頃から、好きなことだけやっていてはダメだ、嫌なことを我慢してやらなけらばいけない、とか教え込まれてきました。

だから、自ら不機嫌になるような癖がついています。

実際、我慢して幸せになりましたか? なったとしてもそれは一瞬でしょう。 だから、我慢がまた続きます。 我慢9割、幸せ(喜び)1割の生活です。 これでいつも機嫌が良い状態でいられるわけがありません。

自分で自分の機嫌を取るということは、自立するということです。他人に依存せず、自立するということです。

自立は独りよがりとか、孤独ということとは違います。

自分がやれることは自分で行い、できないことは他人と協力する。

とてもシンプルで、フラットな関係です。

これが理解できると、精神的に安定してきます。