イジメ

イジメと不登校の報告件数が過去最高になったらしいですね。

少子化で子供の数は激減しているというのに。

人は誰でも、行動の理由があります。

イジメをする子もそれなりに理由があります。

いろんな理由はありますが、何らかのストレスを抱えている場合が多いと思います。

ストレスの吐口を求めて自分より弱い子を標的にしてしまっているのです。

イジメる子は自分のストレスに負けるような弱い子という意見もありますが、そもそもそのストレスは誰が与えたものでしょうか?

例えば親に過剰に期待されて、それがストレスでイジメをしてしまうケースもあるでしょう。

じゃあ、親が悪いのか?

その親も会社で上司にイジメられて、それを見返すために子供に期待をかけて、プレッシャーをかけているのかもしれません。

子供のイジメをなくすには大人のイジメを先に無くす必要があります。

でも、大人の世界を見てみると、例えばテレビでは悪いことをした人を寄ってたかって吊し上げたりします。

これはイジメと同じことをやっています。 弱いものイジメです。

強大な権力者がする悪いことは見て見ぬふりをし、権力がない弱い者を吊し上げます。

特にテレビはガス抜きのためにそれを行っている部分もあります。

国民の不満が政治に向かないように、芸能人を吊し上げて、批判して、みんなの関心をそっちに向かわせます。

ピラミッド社会そのものが支配者と奴隷の関係を肯定した社会なので、この社会が崩壊しない限り、イジメは無くならないでしょう。

でも、なかなか社会が崩壊することはあり得ません。

また、優越感に浸ることはみんな好きだと思いますが、それこそがイジメっ子になる素質です。

優越感というのは、他人を自分より下に見ることで感じることができます。

大人になると子供のようなイジメはしないかもしれませんが、ちゃんと態度に現れます。

偉そうな人と関わるのは嫌な人は多いと思いますが、まさにそれ。

子供は大人より感受性が強いので、子供を下に見るような大人にはあまりなつきませんよね。

では、どうしたらイジメがなくなるかと言うと、社会の常識から抜けることです。

イチ抜けた、と社会の常識から外れてしまえば、ストレスはかなり減ります。

最初は常識外れになることでのストレスはありますが、自分と向き合って、自分の中の恐怖や不安を見つめると、だんだんとそれも無くなっていきます。

常識から抜けようと思えば、それまでの価値観を捨てる必要があります。

常識的に生きることが大切と思っている人はそれで良いのですが、状況は変わりません。

もし、今の状況で生きづらさを感じていたり、自分を変えたい人は、常識から外れても大丈夫ということを知り、自分と向き合うことをお勧めします。