キャベツ畑
子供の頃、キャベツが豊作の年がありました。
テレビのニュースを見ていると、八百屋で売られているキャベツの値段が安くなって、トラクターで畑のキャベツを踏み潰していく映像が流れました。
僕の頭の中は ”???”。
もっと昔なら、豊作であれば喜ばしいはずだし、それを願って祭りもするんでしょ。
わざわざ食べ物を捨てるなんて…
意味不明です。
これはお金が原因です。
商品の値段が安くなりすぎると、それを作ったり仕入れた額より下回って、損をします。
経済って変ですよね。
本来は衣食住があれば生きていけます。
お金が庶民に流通する前は、それで生活できていました。
でも、数百年前、銀行というシステムができて、お金で庶民を支配する方法が確立されました。
食べ物があれば生きていけるのに、お金がないと生きていけないというすり替えによって、変なことが起きるようになりました。
目的のすり替えです。
目的は食物を得ることですが、お金を得ることを目的にされてしまったのです。
お金は目的ではなく、手段です。
お金があれば幸せでなんでもできるような勘違いをさせてきたのもメディアです。
お金が悪いのでもなく、支配者が悪いのでもなく、今の世の中は変だということに気がついて、常識に囚われず、自分らしく生きていきましょうということが言いたいだけです。