常識とは
常識ってなんでしょうね?
厳密に観察すると、みんな結構バラバラですよ。
例えば、目玉焼きに何を付けて食べますか?
醤油?塩胡椒?ソース?ケチャップ?マヨネーズ?
色々あって、何が常識?
そもそも目玉焼きを食べない人もいる。
仮に醤油派が全体の30%で一番多いとします。
じゃあ、多数決で一番多いのが常識ということにしましょう。
常識に合わせようとして醤油で食べても、自分と違う人は70%もいるんです。
これを常識、当たり前って言えるでしょうか?
50%以上が同じ意見なら常識でしょうか?
では、学校のテストを思い出してください。
大多数が正解できるような簡単な問題の答えを多数決で決めたら、たぶん、それは正解の答えが選ばれるでしょう。
でも、数%の人しか正解を出せないような難しい問題を、同じ方法、つまり多数決で決めたら、正解の答えは選ばれないでしょう。
みんなと同じ、みんながやってるからって、それを常識として捉えるのはとっても危険なんです。
これって、ストレスの元でもあります。
みんなと違ったら、いじめられたり、恥ずかしかったり、嫌な思いをします。
学校では”みんな同じ”を推奨していますよね。
そういや、政治家を選ぶ選挙も多数決ですよね。 これってどうなんでしょうね。
やっぱり、まだ「そんなの当たり前だろ」って思いますか?