正しさ

このブログを読んでくださり、ありがとうございます。

気がつけば、いつも正しいのはどっちだろうと考えていませんか?

正しい方を選ぶことに必死になっていませんか?

過去に間違った方を選んでしまった時の後悔からそうするようになってしまったり、学校でも正しいものを選ぶという訓練を延々とやらされた結果です。

正しい方を選ぶ生き方は息苦しいです。

なぜなら、間違った方を選んでしまわないように細心の注意を払うことで疲れます。

間違う恐怖との戦いです。

間違った方を選んでしまった時は後悔もします。

物事には正しいも間違いもありません。

意見がぶつかった時、お互いが自分が正しいと主張するわけです。

正しさの基準自体が人によって違うということです。

立場が変われば、言うことが変わる人もよくいます。

会社なんかでは、出世した途端、上司に胡麻を擦り始める人もいますよね。

でも、それが間違っているということではなく、その人の正しさの判断基準が変わったということ。

なので、正しさというのはとても曖昧なものです。

明確に正しさがあるのは、テストの答えだけです。そんなものは実際は人生で役に立ちません。

正しい道を歩んでいこうとすればするほど、他人に批判されたら腹立たしくなって、反論するのに一所懸命になります。 心が乱されます。

自分の正しさへのこだわりによって、自分を苦しめています。

本当はどっちでもいいのです。この世界は正しいものも間違ったものも存在していいところです。

それをどれが正しくてどれが間違っているのかを決める必要はないのです。

では、何を基準に行動すればいいのかというと、自分の感覚です。

正しいと間違いの判定は頭で考えたことです。

頭ではなく、感覚で選べばいいのです。

失敗するかもしれないけれど、それも楽しめばいいのです。

深刻になることなんてありません。

肩の力を抜いて、自分の感覚に従ってみることを楽しみましょう。