ダイエット

僕はポルトガルに6年赴任していましたが、その間に5kg太りました。

外食が多くなって、和食よりもカロリー高めだし、量も多いし、残したらもったいないという感覚や、ストレス解消の意味もあって、食べ過ぎることが多かったです。

帰任して退職して、夏頃から食べる量を減らすことにしました。

ポルトガル赴任前に履いていたズボンが履けなくなっていたので、赴任前くらいの体重に落としたかったのです。

結果的には、2ヶ月で4kgのダイエットに成功し、履けなくなっていたズボンが履けるようになりました。

運動は全くしていません。我慢もほとんどしていません。

ただ、昼食を腹八分目にし、夕食は腹六分目にしました。

おやつも食べますが、ちょっとつまむくらい。

人間の体は空腹に対応できるようになっていますが、満腹にはあまり対応できないようになっているそうです。

血糖値を上げるホルモンは数種類あるのに、下げる方はインスリンだけです。

実際、満腹な時って、満足感はありますが、体には負担になります。

だから食後に眠たくなるそうです。

集中力も満腹の時は落ちてしまいます。

ストレスが溜まるとストレス発散のために暴飲暴食をして、体に負担をかけ、翌日に気持ち悪かったりします。

それが当たり前の生活になると、肥満とか、肝臓の病気になったり、新たなストレスを生み出します。

ストレスを感じる→ストレス発散→ストレスを感じる、この負の連鎖が止まりません。

ダイエットをするときも、我慢するとストレスになります。

なので、仮にダイエットに成功しても、それがリバウンドの原因になったりします。

好きなものは食べていいんです。ただ、食べている時に、満腹感を少しでも感じたら、そこで食べるのをやめるようにしてください。

それだけでゆっくり体重は減ります。

人それぞれ体質が違うので、適正な体重も違います。

断食してもいい人もいれば、しない方がいい人もいます。

アーユルヴェーダの体質診断をしてみるのもいいでしょう。

どんな体質であれ、暴飲暴食は体にとって悪いこととされています。

腹八分目ダイエットで健康になりましょう。

ちなみに、腹八分目という言葉はよく聞きますが、続きがあるようです。

腹八分目で医者入らず、腹六分目で老いを忘れる、腹四分目で神に近づく