仲良く
学校では友達と仲良くしようと言いつつ、競争させます。
競争ばっかりやってたら、上下関係ができて、仲良くできるわけがありません。
矛盾しているのです。
仲良くなれないから、わざわざ「仲良くしましょう」と言います。
仲良くできる環境であれば、誰もわざわざそんなことは言いません。
仲良くできない環境を作りながら、仲良くしようとしています。
とても無理があります。
競争がダメなのではなく、仲良くするには ”認め合うこと” です。
お互いが上下の関係ではなく、フラットで認めあえれば、特別に仲が良くならなくても、イザコザは起きません。
心も平安です。
でも、相手が下手だからといって、相手を否定していると、ついには自分自身も否定することになります。
完璧になんでもできる人なんてこの世界には存在しないのですから、自分自身も完璧な人間ではありません。
そうすると他人だけでなく、自分自身も否定することになり、自己肯定感が低くなり、他人と比べて惨めな自分を嫌いになります。
競争は遊びです。真剣にやるからしんどくなるんです。
まずはありのままの自分を認めましょう。
他人と比べてもキリがありません。
自分は自分でいいのです。
不得意なことも、下手なことも個性です。
みんな違うから、良いんです。
それを学校ではみんな同じようにできないといけないとか、より出来る人が偉いとか思わされます。
それはピラミッド社会での生き方で、トップの限られた人しか幸せにならない考え方です。
人も動物も植物も惑星も存在しているだけで無限の価値があります。
全く同じ物も人もこの世界に存在しません。
同じように見えても、顕微鏡で見れば絶対違うところがあります。
だから、それぞれに希少価値があるんです。
ありのままで無限の価値があります。今のままで無限の価値があるんです。何もしてなくても無限の価値があるんです。何も上達できてなくても無限の価値があるんです。
部屋に引きこもっていても、ゴロゴロしていても、なんらかの影響をこの世界に及ぼしています。
だから自分には価値がないなんて思わないでください。
自分を認められるようになると、他人も認められます。
そうすると人と仲良くできます。
嫌いな人を好きになる必要はないです。まずは自分を好きになりましょう。
自分には無限の価値があるんだから、自分を嫌いになる理由はないでしょ。