自然治癒力

人間には自然治癒力が備わっています。

薬で病気が治っていると長い間思っていましたが、実は薬というのは症状を和らげたり、病気の原因を取り除くとかの働きがあって、体を正常に戻す力はありません。

僕はバスケをしていた頃、腰から落下して、腰の骨にひびが入ったことがありました。

病院に行きましたが、数日分の痛み止めとコルセットをもらっただけ。

骨を修復するのは自然治癒力なんです。

僕はもう3年以上、風邪をひいても薬を飲んでいません。

大抵一晩寝れば、動けるようになります。

人体ってすごいと思います。

でも、この自然治癒力や自己免疫力を下げてしまうのがストレスです。

成人病のほとんどはストレスが原因と言われています。

その他の病気もストレスが原因の場合は多いでしょう。

日本人は我慢強い人が多いので、体が悲鳴をあげていても無視したり、感じなかったりする人が多いような気がします。

病気になるまで頑張ってしまいます。

そこまでする必要があるのか、ちょっと考えてみてください。

例えば、仕事を頑張って病気になった場合、結局、仕事ができなくなってしまいます。

毎日健康でそこそこの仕事をした方がいいかもしれません。

それで誰か困りますか? 自分の周りにどう見られるか、気になりますか? 

人は自分が思うほど他人のことは気にしていません。

頑張らないといけないというのはただの思い込みです。

健康であるからこそ、いろんなことができます。

ストレスを減らして、自然治癒力と自己免疫力を高めましょう。

そのためには自分の価値観、思い込み、考え方の癖、判断基準を見直す必要があります。