失敗はない

このブログを読んでいただき、ありがとうございます。

人生には失敗はありません。

思い通りにならなかったり、損をしたと感じたときなど、失敗したと思ってしまいます。

敢えて成功という言葉を使うと、人生で成功だけを経験することはできません。

また、成功か失敗かと言うときは、結果を説明していることになります。

人生に結果はありません。

死ぬ時が結果であるなら、その時にどう思うかだけが結果です。

その過程、つまり途中経過は結果と言いません。

人生は何があろうが、死ぬまで続きます。

そうなると、生きている間は少なくとも過程です。途中経過です。

死んでも魂となって存在するなら、死さえも途中の状態です。

となると、永遠に結果はありません。

一瞬を切り取った時、それは成功とか失敗とか言えるかもしれませんが、人間万事塞翁が馬です。

やっぱり、永遠に結果はありません。

なので、結果と思ってしまうことに執着しないことです。

執着しても意味がありません。

失敗したと思っても、それは次に良いこと、嬉しいという感覚を倍増するための体験かもしれません。

存在すること事態に無限の価値があると過去のブログに書いたように思いますが、そうなると、この世界に存在した時点で、すでに人生は成功です。

人生を体験していることがすでに成功と言えます。

嫌な感覚、辛い感覚などは感じたくないですが、それがあるからこそ、その反対の好ましい感覚を感じる意味があります。

光があれば陰はできます。

上があれば下も必ず存在します。

この世界は片側だけを体験することは不可能になっています。

なので、どんなに辛いことがあっても、それを結果と捉えず、前を向きましょう。

逆に良いことがあったからといって、それを維持しようと頑張るのもほどほどにしましょう。

流れに任せて、良いも悪いも経験する、だから物事に一喜一憂しない。

悪いことが起こることも嫌ですが、実際、一喜一憂して、感情の起伏が激しいことがしんどいと思います。

一喜一憂しなくなると、心が安定してきます。

感情がなくなるのではなく、穏やかに感情を感じることができます。

物事の捉え方、つまり考え方、価値観、信念、固定観念とか、が変われば、地獄に見えていた世界が、そうではなかったことに気づきます。

実に不思議な世界です。