悩み
悩み相談をする人の相談内容は、人間関係のことが多いですよね。
「困った人がいるので、その人を何とかしたい」という感じ。
では、困ったことにならないように、お願いをしてみては?とアドバイスしても、自分が嫌われるのが嫌だから、それは無理。
じゃあ、我慢や無視するか、逃げるか。
我慢したくない、無視できないから、相談しているので、それは無理。
逃げるというのも職場、学校や住居を変えないといけないので無理。
それでは、自分を変えるしかありません。
今の状況を変えたいなら、相手か自分のどちらかが変わる必要があります。
基本、相手は変えられません。
「他人は変えられない」というのはよく聞くと思います。
では自分を変えるしかありません。
自分を変えるとは、自分の価値観、判断基準を変えるということです。
その人を”困った人だ”と判定した自分がいるわけです。
物事にはメリットとデメリットの両方があります。
どんなことにも、です。
それを見つけて納得するしかないです。
でも、なかなか納得できないですよね。
それは判断基準が自分の心の中に残ったままだから。
物事に良し悪しはありません。
良い、悪いを決めているのは自分自身です。
だから、自分がダメと思ったことを、他人も同じように思うとは限りません。
ということは、自分の価値観は”絶対不変”では無いということです。
価値観、判断基準を変えるには練習が必要です。
自分と向き合って、感情を認めて、感じきって手放す。
そうすると、今までと同じ困ったことが起きても、感じ方が変わってきます。